費用を抑えるためにペーパーアイテムは手作り

結婚式場を決めたカップルが、次に取り掛かるのは招待状の作成です。

最近はペーパーアイテム専門の業者が増え、豊富なデザインから選択できるようになりました。
また、式場によっては、契約時の特典を利用して無料で作成できることもあります。

私たち夫婦は先日結婚式を挙げたばかりなのですが、式場のイベントに参加した際の特典で、招待状一式(芳名カードを除く)が無料で用意していただけました。
しかし、卒花嫁さんのブログやインスタグラムを拝見する中で、私たちもオリジナリティのある招待状にしたいと考えるようになりました。

ただ、費用や手間はなるべく抑えたいという訳で、式場の招待状を利用しつつ共働きの私たちでもできるような「手作り」を少しだけ加えた招待状を作成することにしました。

結婚式場で用意していただいた招待状は、封筒と招待状、受付をお願いする方や乾杯の音頭をお願いする方に同封する依頼用のメモの3点でした。
他に同封するものとして必要な物としては、芳名カードと宛名書きくらいでしょうか。

私たちはその他に、卒花嫁さんのインスタグラムを見てずっと気になっていたシーリングスタンプを作成することに決めました。

まず取りかかったのは材料の調達です。
シーリングガン・シーリング用の蝋・シーリング用の百均スタンプ・芳名カード用の少し分厚めでツヤのある紙・ペーパーカッター・宛名書き用の筆ペン・筆ペン練習帳を購入しました。

ネット通販や、時にはオークションサイトを利用してかなり安く入手することができました。

次に芳名カードのデザインに取り掛かりました。
私も夫もデザインの作成は初めてでしたが、画像編集ツールと無料のイラスト等を使用して試行錯誤しながら作成しました。

このデザインにかなり苦戦したため、招待状の送付は大幅に遅れました。

芳名カードの作成と並行して宛名書きも開始しました。60枚分、自分のゲストは自分で記入していきました。

2人とも筆字には慣れていなかったので、筆ペン練習帳で少し練習してから挑みました。
それでも何枚か失敗してしまいましたが、式場からかなり多めに予備の封筒をいただいていたため、満足のいくまで心を込めて記入しました。

最後にシーリングスタンプです。
芳名カードの作成にかなり時間を取られてしまい、招待状送付予定の前日まで徹夜した私たちは、シーリングスタンプのことなどすっかり忘れていたのです。

夫がシーリングガンをキッチンペーパーに垂らし、少しだけ表面が乾いたら私がスタンプをぐっと押す。
この作業を、郵便局に行く直前に目をこすりながら繰り返し行いました。

しかし、百均のスタンプのせいなのかなかなかくっきりと模様が出ず、断念しました。

そのまま糊付けではなんだか寂しかったので、お気に入りのツバメのスタンプをさらっと押してみました。

最後に封筒に全て封入してみたのですが、招待状の形が特殊な形(お花の形でした)をしており、受付依頼メモ、芳名カードとの大きさがバラバラだったため、郵便屋さんに揺られるうちに封筒の中でバラバラになってしまうのではないかと心配になりました。

もちろんバラバラになっても問題はないのですが、やはり招待状を開いた時に綺麗に揃っていた方が見栄えが良いものです。

そこで急遽、ハトメパンチとハトメ、飾り紐を購入し、小さい芳名カードと依頼メモにハトメで穴を開けて飾り紐でくるりと巻き、招待状にくくりつけました。

完成した招待状一式は本当に満足のいくもので、並べてみて夫婦で可愛いと褒めあいました。

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