結婚式招待状を手作りする方法

これから結婚式を挙げる新郎新婦は、まず始めに誰を招待するか、招待状をどのように作るか考えることと思います。

結婚式の招待状は、結婚式の大まかな内容を伝えるものであり、心のこもった招待状だと、出席者はより一層結婚式への期待を膨らませることができます。

費用の面でも、式場や業者に作ってもらうより、一般的に3分の1ほどの料金で済ませることができます。

新郎新婦が手作りした招待状は、出席者への温かい気持ちが伝わりやすいので、ぜひ手作りすることをおすすめします。

招待状を作る時に大事なことが、使用する紙をなるべく出席表、席札の紙と揃えることです。

これら3つの紙を揃えることで、統一感を出すことができます。

結婚式用に使う紙を販売しているお店は沢山ありますが、私がおすすめしたいお店は新潟県新潟市にある「紙図鑑」というお店です。

こちらは実際の店舗も構えていますが、インターネットでも注文ができます。

そして何より親切なのが、使用する紙の種類を選ぶ前に、こちらのお店が用意している全ての紙を名刺サイズで取り寄せることができます。

パソコンの画面上ではなく実際に手に取って見ることで色や質感がよくわかり、選ぶ際に非常に役立ちます。

使用したい紙が決まったら、次は厚い紙でできた外紙と、その内側に案内文を印刷して入れる中紙をそれぞれ選びます。

外紙は表紙の役割もするので、ぜひ新郎新婦の結婚式の雰囲気を連想させるようなお洒落な紙を選んでください。

中紙は、一般的に外紙よりも0.5mmほど小さいサイズで、案内文を印刷するのでインクジェットに対応した紙を選びます。

外紙と中紙を選んだら、これらを挟むきれいなリボンや紐、封筒と封シールも選びます。

封筒も白だけでなく様々な色があるので、結婚式にふさわしい、明るい色のものを選びましょう。そして、外紙には結婚式にふさわしい美しいデザインを印刷し、中紙に招待の案内文を印刷します。

外紙のデザインはインターネット上に無料のテンプレート集が載っているのでそれらを使用しても良いでしょう。

中紙の案内文は簡潔に、新郎新婦が結婚することの報告と、式の日時と場所を明確に記載します。

この時に重要なのが、案内文に記載する招待者を誰にするかということです。

新郎新婦の父親もしくは母親にするか、または新郎新婦本人たちにするかによって案内文の形式も変わるので注意してください。

案内文が完成したら中紙を外紙に挟んでリボンや紐で通し、招待状の完成です。

完成したら、封筒にも差出人の印刷をします。差出人は、中紙に印刷した招待者と統一しましょう。

封筒への印刷も済ませたら表の左上に慶事用の切手を貼り、出席者の宛名書きをします。招待状が招待者のもとに届いた時に最初に見るところなので、心をこめて丁寧に書くことを心がけます。

そして宛名書きを済ませたら招待状を封筒に入れ、封シールを貼り、発送できる状態にします。

招待状を発送する日は、大安の日を選ぶのが望ましいです。そして発送する時は、なるべくポストにそのまま投函するのではなく、汚れるのを避けるため郵便局に持ち込むようにしましょう。

窓口で発送をお願いする際には、通常の消印ではなく、その地域ならではの風景が描かれた消印を押してもらうよう頼むこともできます。

晴れて発送が完了したら、招待者からの返信を楽しみに待ちましょう。

このように、招待状だけでも準備から発送まで様々な準備があります。しかし準備を惜しまず、出席してくれる人たちに誠意を持って対応することが、結婚式を楽しみにしてもらうだけでなく今後のお付き合いにも影響します。

ぜひ、こちらで紹介した招待状の作り方を参考にして、思い出に残る結婚式を新郎新婦二人で作り上げてほしいと思います。

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